2014.09.20 宮島エコツアー

◆ 宮島の海の自然と山の自然を体験するエコツアー

 

2014920日に宮島で日帰りエコツアーを実施しました。

 

参加者は10名で、フランス、アメリカ、スペイン、イギリス、カナダ、日本の6ヶ国の出身の方に参加頂きました。

 

参加者の職業として、大使館関係者、学校の先生、学生などでした。参加者の中には、新婚旅行で日本に訪れて参加して下さった方もいました。


 

 

参加者全員がライフジャケットの装着を確認し、いざ船に乗り込み出発!!

あいにく、天気は曇りでしたが、強い日差しもなく快適なスタートとなりました。

 


 

 

◎杉之浦~包ヶ浦 トレッキング!!

 

宮島桟橋から杉之浦港までクルージングを行い、杉之浦から包ヶ浦までトレッキング。

杉之浦の港で、これから旬となる牡蠣の加工場や牡蠣の種付け前の作業等を見学し、どのようにして牡蠣の種を付けるのか、養殖されるのかなど参加者はとても興味津々でした。

 

 

その後、檜の森を経由し包ヶ浦自然公園まで夏から秋へ変わりゆく森の姿や突然の鹿との遭遇などを楽しみながら散策を楽しみました。


 


◎腰細浦にて潮間帯生物の観察及びお昼ご飯

 

鷹ノ巣神社の前を経由しながら、包ヶ浦から腰細浦までクルージング。

腰細浦に再び上陸し、潮の満ち引きの間で観られる生き物の観察を行いました。生き物に触れるにつれて、皆夢中になって岩の間を探す様は、まるで宝探しのようでした。


 

 

☆待ちに待った昼食です。

 

宮島名物“アナゴ飯”と自分たちで観察しながら採取した貝で出汁をとったお味噌汁は、格別の味でした。

 


 

 

◎青海苔浦にて汽水域の生物の観察

 

腰細浦から再び乗船し青海苔浦までクルージング。

まず青海苔神社の前で古式に則って、全員で“ニ拝二拍手一拝(ニ礼二拍手一礼)”の参拝。

 

その後、青海苔浦の海浜・汽水域で思い思いの自由時間。海浜生物のハマゴウの実の匂いに女性の参加者全員が虜になり、袋いっぱいに集めていました。ちなみに、ハマゴウの実の匂いには、リラックスさせる効果があるといわれており、昔は枕の中の材料としても使われていたとのことです。

 

青海苔川のミネラル豊富な水を試飲される方も・・・・。ここでしか観られないハクセンシオマネキは残念ながら機嫌が悪かったのか、なかなか顔を出してもらえませんでした。

 


 

 

◎七浦神社巡り再スタート!!

 

いよいよ、七浦巡りも残り半周。青海苔浦から厳島神社まで一気に走りました。山白浜神社、須屋浦神社、御床浦神社を経由しながら、最終目的地の厳島神社前に到着。到着後は、全員で記念撮影を行いました。

最後は天候にも恵まれ皆さん満足顔の集合写真となりました。

                                     (記:藤元彰士)

 

 

 

102526日は防予諸島のエコツアーを開催予定です。

参加したい方は事務局までご連絡ください。